FX業者のホームページでは、スリッページがどれくらい発生するのか確認が難しいです。FXサイトや個人のブログを見ても、正確なところは分かりません。
そこで、当ブログで実行しているリアルトレードでスリッページがあったかどうかを報告します。
スリッページとは
例えば、取引画面で100.000円が表示された瞬間に、成行買い注文を出したとしましょう。しかし、約定してから口座を確認してみたら、約定価格が100.005円になっていたとします。
間違いなく、100.000円のときに買い注文のクリックをしたはずなのに・・・。
この0.005円(0.5銭)の差がスリッページです。
すなわち、スリッページとは、売買の希望レートと実際の約定値が異なることを言います。成行注文に限らず、指値や逆指値でも発生します。
このスリッページの発生は、ある程度はやむを得ないでしょう。というのは、為替レートは常に変化していると言っても過言ではないからです。
FX業者で配信された為替レートは、インターネットを経由してユーザーの画面に表示されます。ユーザーはそれを見てクリックします。クリックされた電気信号は、インターネット回線を通じてFX業者に届きます。
これに要する時間はどれくらいか不明ですが、極めて短いはずです。しかし、ゼロではありません。
そのため、この短い時間に市場の為替レートが変わってしまうと、約定値も期待通りにならないでしょう。
しかし、それでは面白くありません。いくらスプレッドが狭くても、スリッページがあると実質的なスプレッドは大きくなるかもしれません。スリッページはないほうが良いです。
トライオートFXのスリッページ状況
では、トライオートFXのスリッページ状況はどうでしょうか。
当ブログでは2016年7月13日から仕掛け注文でリアルなトレードをしています。そして、今のところスリッページは1件もありません。
下の画像は、トライオートFXの約定照会画面です。
一番右の欄に、取引損益が書いてあります。すべて600円です。今回の利確額はすべて600円(利幅60銭)に設定していますので、スリッページがなかったことを示します。
全ての約定画面を掲載するのは、文字が小さくなりすぎるのでやめます。しかし、スリッページが1つもなかったのは確かです。そこで、少なくとも通常時は、トライオートFXにスリッページはないと言えそうです。
なお、どのような状況でもスリッページがゼロだとは、さすがに断定できません。そこで、「通常時は」という言葉を入れました。
約定拒否もなし
現時点では、約定拒否もありません。約定拒否とは、顧客の売買注文を受け付けずに約定させないことです。これがあるとキツイです。
取引チャンスの時に約定拒否があると、利確チャンスが逃げていきます。また、損切りの時に約定拒否されるのはもっと大変です。損失額が大きくなってしまうかもしれません。
というわけで、スリッページ以上にダメージが大きくなりうる約定拒否です。しかし、トライオートFXでは、現時点で約定拒否は発生していません。
今後も、スリッページも約定拒否もなく、円滑に取引を続けてくれるように期待しています。
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